2006年9月13日
他の記事のコメントに、
雑誌の占い記事と
ホロスコープリーディングの違いは何ですか?
という質問があり、
それはズバリ「情報量」です。とお答えしました。
それについて補足を書いたのがこの記事です。
雑誌の占いの、
『おひつじ座の運勢は・・・』『おうし座の運勢は・・・』
という時の何々座というのは、
その人が生まれた瞬間、
黄道上のどの位置に太陽があったか、ということで、
全部で12種類しかありません。
それと天空の星の実際の運行を照らし合わせ、
日常起こりやすい事象を想定しながら記事を書いて行きます。
それはそれで、占いとは別の意味で大変な作業なのですが・・・
残念ながら個人レベルの情報は、ほとんど拾えません。
個別にきちんと星を見ると、
出生時のホロスコープチャートで、
おひつじ座の運勢云々・・・な占いの、
約12000倍の情報量があります。
内面的な動機を見る時は、さらにその12000倍、
相性ですと、二人分でその2倍。
ええと・・・2億8千8百倍?(@_@)。
更に。星からの情報は抽象的なものです。
そこからクライアントさんの状況に合わせ、
経験と直感を使って具体的なアドバイスをして行きます。
この部分では、コンピュータ占い
(今ならアプリ。
昔は街頭に占いの自販機が設置されていた)
などには出来ない、共感する能力や想像力、
言葉の選択等の、生きた技術が必要になります。
情報量がどんなに多くても、
ここで的確なリーディングができなければ
精度が落ちます。
・・・とこんなにちがうんです☆
雑誌の占いが「当たってる」ように見えるのは、
サービス精神と文章力の賜物と言っても良いでしょう。
ですから、星占いの記事は、
あくまでもお楽しみで読んでくださいね!
ちなみに私も、「読むのは」好きです。(*^-')