2012年4月24日
最近、今後の地震等の自然災害や、
放射性物質の影響について、
よく質問を承ります。
関東に住んでいて大丈夫なのか、
子育ては?就職は?引越し先は?家を買っても良いか?
震災以来、私たちは、
確実なものに見えていた私たちの環境が、
様々な要因で簡単に様相を変える、
芝居の書割のようなものであることに気づいてしまいました。
それに加え、政治不安や景気の見通しの悪さが、
人々を落ち着かなくさせるのですね。
これからどうなってしまうのか、
占いたくなる気持ちは良く理解できます。
自分自身そうですから。
しかし、以前にも書きましたが、
占星術は未来予測の道具ではありませんし、
タロットも、今の時点から近未来の流れを読むに過ぎません。
優れた予知能力を持った人たちがいるのは確かですが、
その人たちの言うことが全て当たるわけでもありません。
予知の行為自体が、未来を変える要因の一つだからです。
学者さんたちがスーパーコンピュータで弾き出す未来も、
不確定要素の介在で変わってしまいます。
未来は、そもそも、正確には予知できないものなのです。
では、何が、未来を作っているのでしょう。
つづく