才能と仕事










2007年8月14日

夕べ、仕事の方向転換について、友人から相談を受けました。

今までやっていたことはもう違うとわかっているけど、

まだ次に何をやって良いのかわからない、そんな内容でした。

 

いつも無理なスケジュールを組み、その上週末はボランティア。

血尿→点滴→ドクター・ストップ。

そんな風にしてしまった原因を、一緒に考えてみました。

 

「才能が無いから人よりうんと働かないといけない」

そんな思い込みが出てきました。

 

「どんな人にも才能を発揮できる分野がある。

そういうのを捜したら?」

とアドバイスしたところ、

「下手の横好きってこともある。仕事にすると好きじゃなくなるし」

ふむふむ、また思い込みだ。

 

暫く話した後・・・

「わかった。好きなことをやることにした。ダメでもいいや!」

 

んー・・・もう一歩。

「ダメになると思う理由は?」

「才能ないから」

頑固者。

 

「夢中になれて、自分も周りも楽しくさせることってある?」

「それはあるよ」

「それを人は才能と呼ぶんです」

「そんなんで稼げるとは思えない」

「稼げるように工夫します」

「工夫ってどうすれば・・・」

「自分で考えましょう」

 



2014年の私から

この友人、今はボディーセラピストとして
立派に生計を立てています。
何十年もその仕事をしているような顔をして、
私にうるさく説教するんですよね。