2008年5月5日
占星術は統計学だから
ある程度信頼できる、
と言った方がありましたが、
占星術は、統計学ではありません。
そもそも、星を読む作業は、
一種のアートである部分が多く、
統計学とは相容れません。
では、何なのでしょう。
私自身は、占星術とは、
通常の思考を越える、
実在の認識法ではないかと思っています。
ホロスコープは、超意識と意識、
双方が均衡の状態に無いと巧く読めません。
占星術師は、
ホロスコープを読みながら
脳の特殊な使い方を訓練することになり、
その訓練された脳で、
星の読み方や意味を
少しずつ開拓して行くようなのです。
その認識法は、もしかしたら、
「未来からの記憶」であると同時に
「既に知っていることを思い出す」
作業かもしれません。
占星術の全貌を「思い出した」時、
私たちは時間と分離の感覚から解放され、
占星術を必要としなくなるはずです。