週刊誌やTVドラマ、娯楽小説では、
物語の中に好奇心をくすぐる危機を設定し、
次が知りたいと思う所でお話を区切って
購買意欲を煽ったり、視聴率を獲得するのが
常套手段です。
ホラー作家のスティーブン・キングは、、
これを「ガッタ虫」と呼んで、
巧みに作品に取り入れました。
情報をゲットして納得したい腹の虫・・・
みたいな意味でしょうか。
実人生の中でも、
そこで終わるか!?
というような区切りを体験すると、
人はまず間違いなく
その「ドラマ」に嵌ります。
例えば恋愛では、
突然の音信不通や
意味のわからない振られ方などが
これに相当するでしょう。
そんな目に合えば、
誰でもショックを受け、
納得したい気持ちになると思います。
でも、その気持ちと、
本当の運命や愛とは、全くの別物です。
ガッタ虫は、誰の中にもいる、
厄介な腹の虫なのです。
納得できない気持ちや
訳を知りたい気持ちをなだめたら、
虫に構わず前へ進みましょう。