結婚しても恋人同士










仲の良いカップルなのに、

相手を異性として見られなくなる・・・。


お付き合いや結婚生活が長くなると、

パートナーが家族のようになりがちです。


通常、父母や兄妹等に

異性としての感情を持つことは、

私たちの中で自然に抑えられています。

近親婚に因って遺伝子に問題が出ることを

本能的に避ける仕組みなのでしょう。
 

パートナーとの間には、

当然子孫を残して問題無いはずなのですが・・・

一緒にいる時間が長くなると、

異性のパートナーというより

親兄弟的な感覚になってしまうのか。

そして、インセスト・タブー(近親婚禁忌)が

作動してしまうかもしれません。


これ、特に日本人に多くみられる現象なのだそうです。

女性に「女」より「母」が求められる文化だからでしょうか?

個の確立が弱く、

カップリングすると一気に馴れ合って

緊張を解いてしまうからなのでしょうか??


占星術の相性では、

恋愛感情が長持ちしやすい相性と、

そうでない相性があります。

しかし濃厚な相性であっても、

それに甘んじていると、

やはり経年と共に、家族化する傾向が見られます。


一説によると、恋愛感情はホルモンに関係していて、

最長でも7年で収まるのだとか。

 

こうしてみると、長い間一緒に過ごす男女が、

いつまでもお互いに新鮮な関係でいるためには、

努力の継続が必要なのかもしれません。

それに気づいた方が率先して、

パートナーに対し、

家族としての顔だけではなく、

時に「異性」の顔も持つ・・・。


片方がそうすると、

もう片方も必ず反応するはずです。