Mさんは、幼い頃から「お嫁さんになる」のが夢でした。
大人になって素敵な男性と出会い、
順調に愛を育んで、結婚が決まりました。
ところが、お式や披露宴の準備が始まると、
どんどん気分が落ち込んで行きます。
近頃では、お相手のことが
好きかどうかさえ、わからなくなってしまい、
いっそ破談にしてしまおうかと思う位です。
でも、とてもそんな勇気は無いし、
一人で生きて行きたいわけでもない。
何がどうなっているのかさっぱりわからず、
誰にもわかってもらえず、
疲れ果ててステラへいらっしゃいました。
Mさんは、とても優しい方です。
結婚運に問題はなく、
お相手の男性との相性も申し分ありません。
ただ、内面にある葛藤に光を当て、
クリアにしなければならない
「大掃除」の時期が来ているのは確かです。
そこで、ヒプノセラピーを試みることにしました。
ブライダル・セラピーですね!
催眠に入ると、Mさんが小学生の頃の、
給食の場面が出てきました。
Mちゃんは、大粒の涙を流し、
必死で嗚咽をこらえていますが、それでも
ひきつるような号泣が止まりません。
机には、冷めた給食が
手を付けられないまま乗っています。
ほかの生徒は食事が終わっていて、
先生がMさんの食べ終わるのを見守っています。
小学生のMちゃんに、いったい何があったのでしょう。
つづく