Q5 魂の幸せとは? Q4の続き
Q 魂の幸せとは、どういう幸せなんでしょうか?
難しい質問かもしれませんが・・・・。あと、魂が目指す生き方というのは、人それぞれ違うものだと思いますが、どんな人でも幸せになるために生きていると考えていいのでしょうか?中には、辛い出来事ばかり選ぶ場合もあるのでは!?と思ってしまったのです。先生の考えを教えていただきたいです。
A きっと、誰でも感じたことのある『あの感じ』がそれだと思います。
魂は目に見えないものですが、私たちの本質そのものです。魂は、肉体という「器」を纏ってこの世に生まれて、成長のために色々のことを体験します。
人は、誰でも生まれる前に、この人生での学びのテーマを決めて来ます。学びの過程で困難や障害に突き当たることがあり、それを辛さや苦しみと感じるかもしれません。でも、そこを通らなければ成長になりません。困難や障害は、成長の為に必要な課題、というわけです。そしてその課題もまた、自ら選んで来ています。
魂の、成長への願いが強ければ強いほど、課題もきついものになりがちです。そういった意味合いで、辛い出来事ばかりを体験する道を選んで生まれてくる方もあると思います。
ところで、これまでにあなたが体験した、過去の「辛い出来事」を思い出してみてください。それらは、いつでも見事なまでに「自分の弱点」を突いていないでしょうか。ここのところが大切なのだと思います。魂が高みを目指す時、弱点はそれを阻む重石になります。「つらい出来事」とは、「弱点を克服する」ための課題、そして困難や障害を克服した暁には、本物の幸福感を味わうことになります。「あの苦しみがあったから、今の私がある」と。
魂の幸せとは、このことではないでしょうか。ですから、どんな人でも幸せになるために生きていると考えて良いのです。ただ、それは目先の幸せではありません。あくまでも、魂が、幸せと感じるかどうかなのです。自分をごまかして一時良い思いをしても、魂の方は、きっと幸せではありません。今回の人生の最期の時に、『あの感じ』になれる人が、本当に幸せなのだと思います。
そしてホロスコープには、私たちがこの世に生まれ出る時に忘れてしまった「課題」や「成長のテーマ」が、示されています。
Q またまた、なるほど~と思いながら読ませていただきました。回答をいただくたびに、奥が深いなあ、と。
今まで、占いというと、もっととらえどころのないもの、というイメージがありましたが、ステラ、というか、西洋占星術はそうではないんですね。
みんな幸せになりたいと、願って生きていると思うし、もちろん私もその一人だと思います。自分が頑張ればなんとかなることもあると思いますが、人生の中には、自分の力ではどうすることもできないこともあると思います。そういう時に、自分の進むべき道=幸せになる道、が少しでも見えていたら、前向きになれるような気がします。前進するきっかけをもらえるというか。先生はそういう、生きるヒントを与えてくれる存在なんだろうな、と思いました。
A ありがとうございます。そんな風であったらよいな、と思っています。